こんにちは、こやです。
「登山初心者なんだけど、初心者でも行ける大山のおすすめコースが知りたい」
「初心者だから、大山を登山するときの持ち物や服装が分からない」
という方のために、同じ登山初心者の観点から、情報をまとめてみました。
大山で初心者におすすめのコースとルート
出典: 大山ケーブルカー
おすすめのコース
公式サイトでいうところの、「大山山頂周遊コース」がおすすめです。
理由は、次のとおりです。
- 主要な見どころの大部分をまわることができる
- こま参道
- 大山ケーブルカー
- 阿夫利神社下社
- 夫婦杉
- ぼたん岩
- 富士見台
- ヤビツ分岐
- 大山山頂 (阿夫利神社本社)
- 見晴台
- 二重の滝
- 大山寺
- 女坂
- 登山初心者でも現実的なルートである
- 登りはできるだけケーブルカーを利用
- 下りは全て歩きだが、状況に応じてケーブルカーに変更も可能
ルート
登りのルート
出典: 大山ケーブルカー
大山山頂周遊コースの登りは、上のマップのピンク色と赤色のルートになります。
ルートの詳細は、次のとおりです。
場所 | 手段 | 時間 | |
---|---|---|---|
小計 | 合計 | ||
大山ケーブルバス停 | – | – | 1時間54分 |
↓ | 徒歩 | 15分 | |
大山ケーブル駅 | – | – | |
↓ | ケーブルカー | 6分 | |
阿夫利神社駅 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 3分 | |
阿夫利神社下社 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 90分 | |
大山山頂 (阿夫利神社本社) | – | – |
下りのルート
出典: 大山ケーブルカー
大山山頂周遊コースの下りは、上のマップの青色とピンク色のルートになります。
ルートの詳細は、次のとおりです。
場所 | 手段 | 時間 | |
---|---|---|---|
小計 | 合計 | ||
大山山頂 (阿夫利神社本社) | – | – | 2時間10分 |
↓ | 徒歩 | 60分 | |
見晴台 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 20分 | |
二重の滝 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 10分 | |
阿夫利神社下社 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 15分 | |
大山寺 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 15分 | |
大山ケーブル駅 | – | – | |
↓ | 徒歩 | 10分 | |
大山ケーブルバス停 | – | – |
このルートの良い点は、状況に応じて、徒歩からケーブルカーに変更できることです。
阿夫利神社下社や大山寺に到着した時点で、自身の体力と相談して決めてください。
持ち物
必須の持ち物と推奨の持ち物について、表にまとめてみました。
詳細については、次項からご説明していきます。
持ち物 | 必須 | 推奨 |
---|---|---|
リュック | ○ | |
食べもの | ○ | |
飲み物 | ○ | |
タオル | ○ | |
財布 | ○ | |
携帯電話 | ○ | |
懐中電灯 | ○ | |
腕時計 | ○ | |
カメラ | ○ | |
鈴 (熊よけ) | ○ |
必須の持ち物
リュック
荷物を背負えて両手が空くリュックは、必須装備になります。
ただし、登山用のリュックは必須ではありません。
家に普通のリュックがあれば、そちらを使ってください。
どちらも家にない場合は、登山用のリュックを買った方がよいと思います。
物にもよりますが、普通のリュックとそこまで価格差がないからです。
食べもの
食事や体力回復のために、食べものを持っていってください。
次の分類から、1つずつ持っていくとよいと思います。
分類 | 例 | |
---|---|---|
食事 | ・おにぎり ・パン ・サンドイッチ ・カロリーメイト | |
おやつ | しょっぱいもの | ・おせんべい ・カリカリ梅 ・ポテトチップ |
甘いもの | ・チョコ ・飴 ・グミ ・ラムネ |
飲み物
水分補給のために、500mlのペットボトルを2つ~3つ、持っていってください。
1.5Lのペットボトルは、取り回しが悪いので、やめてください。
1つは、水にした方がよいと思います。
残りは、また水でもよいですし、スポーツドリンクやお茶でもよいと思います。
タオル
登山中は、季節に限らず汗をかきますので、タオルを持っていってください。
防寒も兼ねて、首に巻いておくとよいと思います。
財布
飲食や乗り物はもちろん、おたきあげや祓所など、意外なところでお金がかかります。
財布は、忘れずに持っていってください。
携帯電話
時間の確認や写真撮影、夜間のライト点灯、緊急時の連絡など、色々な用途で使えます。
とても便利なので、携帯電話は必ず持っていってください。
懐中電灯
夕方を過ぎると、登山道は真っ暗になります。
携帯電話にライト機能が付いていない場合は、懐中電灯を持っていってください。
新しく買う場合は、首にかけられるタイプが使いやすいと思います。
推奨の持ち物
腕時計
時間を確認しやすいので、持っている場合は、腕時計をしていってください。
携帯電話でも代用できるので、わざわざ買う必要はないと思います。
カメラ
自然や建物などの写真を撮るために、デジカメを持っていくとよいと思います。
カメラ付きの携帯電話で代用できるので、必須ではありません。
鈴 (熊よけ)
大山では、熊の目撃情報が多数あったようです。
そのため、家に鈴があれば、リュックなどに付けていってください。
ほとんどの登山客が付けていなかったので、わざわざ買う必要はないと思います。
一応、専用の鈴も売られているみたいです。
服装
必須の服装と推奨の服装について、表にまとめてみました。
詳細については、次項からご説明していきます。
服装 | 必須 | 推奨 |
---|---|---|
下着 | ○ | |
肌着 | ○ | |
Tシャツ | ○ | |
上着 | ○ | |
ズボン | ○ | |
靴下 | ○ | |
登山靴 | ○ | |
レインコート | ○ | |
手袋 | ○ | |
着替え | ○ |
基本的に、春・秋の登山を想定していますが、夏でも同じ服装でいけると思います。
冬の登山は、初心者には特に危険なので、絶対にやめてください。
必須の服装
下着
普段と同じもので、基本的には問題ないと思います。
ただし、極端に汗が乾きにくいもの (毛糸のパンツなど) は避けてください。
肌着
汗などが乾きやすい、化繊素材のものにしてください。
なお、綿素材のものは乾きにくいため、避けた方がよいと思います。
私は、ユニクロのエアリズムを着ていきましたが、特に問題なかったです。
Tシャツ
肌着の上に着るものは、長袖のTシャツがよいと思います。
こちらも、乾きやすい化繊素材のものにしてください。
登山では、木の枝で切ったり、虫にさされたりする可能性があります。
そのため、季節に限らず、長袖を着てください。
上着
寒いときに上に羽織れるものを持っていってください。
常に着ている必要はありません。
ウインドブレーカーが最適ですが、フリースやパーカーなどでも問題ありません。
ズボン
動きやすく、汗が乾きやすいものを着ていってください。
ジャージなどでよいと思います。
私は、家にジャージがなく、普段着はジーパンしか持っていませんでした。
そのため、ユニクロのドライストレッチスウェットパンツ (2,990円) を購入しました。
靴下
厚手の靴下があればそれがベストですが、普通の靴下でも問題ありません。
登山靴
足を痛める危険性があるので、スニーカーではなく、登山用の靴を買ってください。
このとき、最初から高価なものを買う必要はないと思います。
私は、Amazonで3,000円くらいのものを買いましたが、じゅうぶん使えるものでした。
レインコート
予期せず雨が降ってきた場合に、体が濡れて体温が下がるのを防げます。
安いカッパでもよいので、持っていった方がよいと思います。
撥水性のあるウインドブレーカーを、上着と兼ねて持っていくのが手頃かもしれません。
推奨の服装
手袋
山の上の方に近づくと、手が寒くなってきます。
そのため、家に手袋があれば、持っていくとよいと思います。
なくても何とかなるので、わざわざ買う必要はないと思います。
着替え
肌着やTシャツの替えがあると、快適に帰宅できると思います。
大山は日帰りなので、必須ではありません。
それよりも、乾きやすい化繊素材の肌着やTシャツを着ていくことの方が大事です。
車で行ける方は、車に置いておき、下山したあとに着替えるのがよいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今までの話をまとめると、次のとおりです。
初心者とはいえ、しっかり下調べと準備をして、安全に登山するよう心がけたいですね。